わかりやすい操作
PHOTO EXPERT では、製図道具シリーズの操作性を継承し、初めての方でも安心してお使いいただけるインタフェースを採用。製図に精通している方は、ドラフター感覚でお使いいただけます。
ポップアップメニューですばやい動作
画面上でマウスの右ボタンをクリックするとポップアップメニューが表示されます。メニューの内容は頻繁に利用するコマンドと、操作の状況に応じて変化し、マウスの移動を減らすように工夫されています。
強化されたシステム設定
ポップアップメニューの表示方法や直接移動・コピーのスイッチ化、自動追跡選択機能など、操作性を向上させる9項目のシステム設定を追加しています。
イメージデータの取り込み
PHOTO EXPERT は、TWAIN またはイメージファイルから解像度を自動的に取得し、縮尺を与えるだけで原寸サイズで取り込めます。この機能で、既存図面の再利用、トレース、面積や距離の測定などに威力を発揮。また部材などの写真を貼り付けることで、図面から指示書なども容易に作成できます。作図した図形はイメージデータ上に重ね合わせて出力されますので、きれいな印刷結果が得られます。
イメージデータの原寸配置
図面をスキャナで読み込み、図面の縮尺と読み取り解像度を入力するだけで簡単に配置できます。さらに、距離、面積なども容易に計測。地図を読み込めば面積・周長も測定できます。スキャナ、デジタルカメラからのイメージデータを組み合わせて図面を作成スキャナ、デジタルカメラからデータを取り込み、CAD 機能を利用して塗りつぶし、注記などの記入、さらに他アプリケーションからのデータを貼り込んでの図面作成も簡単に行えます。スキャナからのイメージデータ上をトレースして利用図面をスキャナで取り込み必要な部分のみを CAD 機能でトレースできます。傾いて読み込んだデータも簡単に軸をあわせることができます。CAD データにイメージデータを貼り付けて利用CAD 図面にデジタルカメラから取り込んだ写真を貼り付け、効果的なプレゼンテーション用の資料や技術資料などが作成できます。
イメージデータの編集
イメージデータの編集機能として、傾き補正、部分消去、反転、色調補正、リサイズなどを装備しています。さらに PHOTO EXPERT となってペンと消しゴムが追加され、イメージ編集機能が強化されています。
イメージデータの入出力
DXG・DXF ファイルの入出力
AutoCAD 準拠のデータファイル DWG・DXF ファイルの入出力ができます。各種パラメータの設定も可能です。
メタファイル(EMF、WMF)と PDF ファイルが出力可能
メタファイルは Windows の描画命令をファイルに出力するため、他アプリケーションで取り込んでもリアルに再現。PDF ファイルは PHOTO EXPERT で直接出力しますので、きれいな出力結果が得られます。
イメージファイルをスピーディに配置
JPG、BMP ファイルをドラッグ&ドロップで配置できます。
M-Draf Wiseman V4とデータ交換
武藤工業製品の M-Draf Wiseman V4 形式の図面ファイルの読み込みと保存ができます。
豊富な機能
PHOTO EXPERT は、ドラフター感覚で図面が描ける高精度・高機能な CAD ソフトウェアです。製図から印刷までの一連の操作が分かりやすいコマンド体系になっています。
ポイントモード切り替え
リボンバー上のボタンをクリックするだけで7種類用意されているポイントモードが切り替えられます。また、接物の指定もボタン一つでOKです。
下書き線機能
21種類の下書き線コマンドが搭載されています。下書き線は図面中に作図されていても印刷されることはありません。
マルチ下書き線
直線を指定して感覚と本数を入力するだけで、一気に下書き線を描くことができます。
TrueType の輪郭の抽出と文字制御コード
TrueType 文字の輪郭を抽出して線分として配置することができます。またフォントにも文字制御コード(上付き、下付き、重書など)が指定できます。
穴記号を要素として配置
図形要素として、穴記号が追加され便利になっています。
ダイレクトコマンド
既存の図面上で右クリックするだけで、同じ属性の図形を描くことができます。属性を調べ、変更する手間がかかりません
充実したハッチングパターン
ハッチングパターンを11種類にし充実。さらに、ハッチング任意編集によって角度や間隔が設定できるパターンも用意されています。
ポインタの自動記入
バルーン、マーカに英数字の自動挿入機能をサポート。配置点を指定するだけで連続して記入することができます。
金型寸法作図
寸法線に金型寸法を追加し強化されています。
寸法線の自由度が向上
寸法線の引き出し線と文字引き出し線の屈折方向に垂直方向の指定が可能で、寸法線の自由度が向上しています。
レイヤコメントの表示
リボンバーのレイヤ設定メニューにレイヤコメントが表示されます。レイヤの用途がわかりやすくなり、レイヤをすばやく切り替えられます。
部品表の配置
図面内に配置した部品を集計し部品表として配置することが可能となりました。
部品ファイルの利用
頻繁に使用する図形を部品として保存しておくことができます。
部品の包絡
直線、円などの図形上に部品を配置する場合、部品にかかる部分の包絡処理ができます。
豊富な計測機能
図形の角度、面積、周長など豊富な計測機能を用意しています。複雑な形状の面積なども自動輪郭追跡機能で簡単に計測することができます。
多点ペイント
通過点を現在の色で塗り潰します。
強力な編集機能
図形要素の属性変更
既存の図形をコピー・移動したり、色、線種、文字などの変更作業に対応するため、色、線種などの属性変更はもちろん、寸法線のフォント、端末記号種・向きなどの細かな変更が可能です。
パラメトリック
変更値を与えることで簡単に図形変形ができ、関係する寸法線も連動して変更されます。変更値は、既存寸法値の利用と2点指示による方法があります。
レイヤ移動
ダイアログボックスにレイヤが装備され、要素のレイヤ移動がよりスピーディに行えます。
印刷の詳細設定
分割印刷
FAX などで元図をそのまま印刷したい場合には、自動で図面を分割して印刷します。プリンタ、プロッタでも A4 などの小さなサイズに分割して印刷することができます。
線幅設定
図形要素の色に対して画面表示、印刷時の線幅を色ごとに設定できます。通常表示と線幅表示を切り替え、印刷結果のイメージを画面上で確認できます。
カスタマイズ機能
操作性の向上、作成図面の高品質化のために、ラインパターン/ツールバー/カラー/ショートカットキー/線幅/リボンバーのカスタマイズツールを用意。効率の良い作業環境を提供します。